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あなたは長いのがお好き?

あなたは長いのがお好き?

 

 

ペニスの話ではありません。日本人男性がことのほか気をもんでいるテーマ、性交所要時間のことです。NHKが1999年に行った「日本人の性行動・性意識調査」によれば、所要時間の平均は33分。20歳代では男性61分、女性46分、50歳代の男性24分、女性20分と回答していることから、若いほど長い時間お楽しみになっていることがわかります。

「信じられない!そんなに長い間勃起力を維持できる男性がいるの?」などと誤解しないでください。この数字は、挿入から射精までの時間ではなく、1年間最も多く関係を持った相手とのセックスにかける時間(お互いの体に触れ合ってから終わるまで)のことです。ですから、若い男女などがラブホテルをご利用されるとなると、休憩時間2時間を目一杯利用する。その一方で、見慣れた寝室では興奮も高まらず、しかも、明日の仕事が気になって、そそくさと終えてしまう。うなずける気がします。

世間ではよく前戯なんて言葉を使うことがありますが、実のところ僕はあまり好きではありません。なぜって、男性側からみれば、勃起、挿入、射精が本番で、その前後は付録みたいなイメージが強くなるからです。「触れ合いから本気でやってくれ」と思われませんか。

性交所要時間、中でも腟内挿入から射精までの時間が短いことにコンプレックスを抱く男性は少なくありません。通称「早漏」と呼ばれる現象ですが、その定義は諸説入り乱れています。腟内挿入から射精までの時間が30秒以内、1分半以内、2分以内というように時間を基準にする場合、性交の際のピストン運動が10回以内に射精してしまうというのもあります。

性科学を修める研究者にとってのバイブルといえば米国のマスターズとジョンソンが著した「人間の性反応」(池田書店)。これによれば、「(早漏とは)性交時に女性に満足を与えられないで射精が起こってしまう回数が性交回数の50%以上である場合」としています。言い換えれば、相手が満足していないにもかかわらず2回に1回以上先に果ててしまうことを意味します。セックスとは勃起と射精に命をかけることと思い込んでいる男性達が少なくありませんが、「早漏とは身勝手な男性の代名詞」と言わんばかりの定義に胸のすく思いがします。

米国のあの有名なキンゼイリポートでは、「適切な性交時間とは、2人が相互に満足できる長さ」と定義しています。したがってこの時間より短い場合を早漏ということになります。セックスとは二人の営みなのですから、二人が満足できるかどうかにかかっているというのに、日本人、特に男性は早漏であることを“恥ずべきこと”と捉える傾向がとても強いのです。

しかし、この定義からすれば、とても恐ろしい事態だって想定されます。一生懸命に努力に努力を重ねる男性。しかし挿入から59分で遂に射精してしまった。その時、相手の女性はまだ十分な満足に達しておらず、「あと一歩だったのに」と叫んだとします。としたら、この男性は早漏の烙印を押されることになります。

その一方で、「挿入を急ぐと刺激が強過ぎて『あっ』という間に果ててしまうので挿入をあせってはいけない」と冷静に自分に言い聞かせている男性が、触れ合いからが本番とばかりにねんごろなサービスに徹した結果、挿入前でも相手がオーガズムを得たとしましょう。その直後に挿入即射精となっても早漏とは言われないわけです。

そんなあなたが希望する性交所要時間はどれくらいですか?

ヨミドクター より

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